日々のことやら何やらを書き連ねるチラシの裏の代わり
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プロフィール
HN:
38
年齢:
40
性別:
女性
誕生日:
1984/01/12
趣味:
音楽·芸術鑑賞、お洒落
自己紹介:
クラシックからロックまで、アニメからフェルメールまで、
素敵なものは素敵!と幅広く手を広げるが余り浅い知識ばかりのどーしようもない女。
現在、フランス語を勉強中……
素敵なものは素敵!と幅広く手を広げるが余り浅い知識ばかりのどーしようもない女。
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窓の外が明るくなったことに気が付いて、寝ぼけ眼でモゾモゾと携帯電話を探した。パチンとそれを開けば待受画面の上の方の時計は6:03を指していた。
折角の休日。まだ起きるには早いであろう時間なのに何故かぱっちりと目が冴えてしまった。
(あ、自分の家じゃないんだった)
大きなベッドにサラサラのシーツ。布団も上等な羽毛布団。
そして隣には眠るあなた。
自分より年上の癖に可愛すぎるその寝顔は、正直言って反則だ。スッと通った鼻筋に今は伏せられたままの切れ長の目。昨晩までは愛を紡いでいたその口も今は微かな寝息を漏らすだけ。あたしにはどれもこれも愛おしくてたまらない。端正な顔立ちをしてそれなりの地位や信頼をも手に入れているみんなの人気者が、寝顔はこんなにも無防備で幼いんだって知ったらどんな顔するかしら。
(でもこれはあたしだけの秘密だから、誰にも教えてなんてあげないわ)
あなたの寝顔を観察して、暫くすると窓の外では鳥たちの囀りで騒がしくなり、陽も部屋の奥へと差し込んできた。
その所為で歪む顔。漏れる唸り声。
ちっとも可愛らしくも格好良くもないそんな仕草さえも愛おしいと思う私はとうとうおかしくなってしまったのだろう。額に寄った皺に指をあてると、フッとそれが消え表情が和らぐ。
すると瞼がうっすらと開かれ、意地悪そうに口角はつり上がる。
「おはよ」
少し掠れた声であなたはそう言うと、慌てて引っ込めた私の手を取り強引に抱き寄せた。君の視線が痛くてなかなか目を開けられなかったよ、なんていつもの優しい笑顔をみせるからさっきまでの余裕なんて何処へやら、急に恥ずかしくなってしまった。
あなたの胸元へ顔を埋めれば、私を抱き寄せたままの大きな手は私の後頭部へ。
ゆっくりと優しく撫でるその手に今度は私が瞳を閉じる番。
Give me a soffocatingly sweet coffee.
(今日こそ優位になるはずだったのに!結局最後はあなたの勝ち)
***
うへ~;´Д`前回に比べて更に気持ち悪い意味不明な駄文になってしまった……
soffocatingly sweet:むせかえるほど甘い
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